馬鹿野郎

すいません、阿呆ですので勘弁して下さい。

虫の知らせ

なんか母親が言っていた記憶があるんですよ、ばあちゃんかひいばあちゃんが死ぬ前の晩に夢で会いにきたとかなんとかって。

 

生きていればそんなこともあろうくらいにしか思わない私は冷たい人間なのかもしれませんが、偶然にしちゃあいささか不思議な体験ですわな。

 

 

 

私のそれっぽい体験談としては、家で飼っていたワンコが死んだ時の話。

 

何故かその日はいつものドッグフードではなくご馳走というか美味いものを食べてもらいたいなと急に思い立ち、学生のなけなしの金をはたいて近くのスーパーで惣菜の唐揚げを買って帰りまして、ヤツに食べてもらいました。しょっぱいからか水もガブガブ飲んでました。2個3個くらい食べてもうええわ、みたいな顔をして私にくっついて来たのを覚えています。

 

次の日にはもう死んでいました、触るとまだ暖かいのだけど、いくら揺すっても目を開けないのでリアルな夢だなと一瞬思ったのですが、夢ではありませんでした。

 

まさかあの唐揚げがヤツにあげた最初で最後のプレゼントになるとはねえ。10何歳かは忘れましたけど見た目は若かったんですよ、毛もフサフサで目元も全くタレてなかったし。

 

ここまで書いて思ったんですけど、まさか唐揚げ2個3個食べたくらいでイヌッコロは死なねえですよね?なんかトドメを刺したの私じゃねえか?なんて疑心暗鬼になってきましたわ。

 

家族もとい兄弟との絆や心温まる思い出は一切ないのですが、この犬との絆はあったような気がするんですよ、不思議と、私が勝手に思っているだけですけど。

 

母親からしたら犬も私も""飼っている""という点では同じでしたから、私の顔を見て犬の名前を呼んでいたのだからそうでしょうね、区別なんてついていないんですよ。

 

 

 

どうでもいいことをズラズラと書いてしまいましたが、虫の知らせは他にもあるんですけどもういいやって気分になってしまったのでこれで終わりですかね。